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小説家 戸渡阿見
半田晴久さんは、小説家・詩人・劇団団長などのペンネームとして、戸渡阿見と名乗ってます。
「戸渡阿見(とと・あみ)」とは、「この世からあの世への戸を渡り、阿を見る」という意味だそうです。 「阿」とは、「天」を表す「ア」であり、「あれ」という意味でもあります。「戸渡(とと)」とは、エジプトの文章や文芸の神「トト神」を表し、「阿見」とは世阿弥、観阿弥、黙阿弥の、「アミ」を表すそうです。 「阿弥」とは、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」から来た言葉です。「南無(なむ)」は、「帰依」の意味で俗人を表し、「陀仏(だぶつ)」は、仏の意味で出家を表すそうです。それで、「阿弥」は、「南無」と「陀仏」にはさまれた言葉です。 つまり、俗人ではなく、出家でもない。また、俗人であり出家でもある、という意味です。これは、一遍(いっぺん)上人の教えから来ています。芸道に生きる生涯を通じ、俗人でも出家でもない「阿弥」として、一生涯、境涯や魂を高め続ける宣言をする言葉だということです。 |
小説家略歴
2007年、パーソナリティをつとめるラジオ番組さわやかTHIS WAYで小説『蜥蜴』を発表し、小説家デビューを果たす。2008年11月、二冊目小説『バッタに抱かれて』が、社団法人 日本図書館協会選定図書[38]に選ばれる。2008年より、小説を絵本としても出版する。「うた」の詩心と、「ものがたり」の面白さが融合した作品を目指している。