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ブラインドゴルフの父
半田晴久さんは、1988年に、日本で初めて、ブラインドゴルフ倶楽部を設立し、日本に初めてブラインドゴルフを紹介した「日本のブラインドゴルフの父」として知られるそうです。
半田晴久さんが、視覚障害者福祉の必要性に目覚めたのは、日本ブラインドゴルフ振興協会の初代会長となった松井新二郎(当時は日本盲人職能開発センター所長)との出会いにより、「視覚障害者があらゆる障害者の中でも恵まれない環境にある」と聞いたのがきっかけとのこと。その後、1987年、オーストラリアのパースにあるゴルフ場で、ブラインドゴルファーを目の当たりにし、深く感動したといいます。自ら主宰するセミナーで、一番ヶ瀬康子の(当時は日本女子大教授)「福祉とは障害のある方が自己実現することを手伝うことだ」という言葉に感銘を受け、福祉活動の原点とは、障害者に、自己実現できる場所や環境を提供することであると考えるようになり、民間の「ゴルフの社会貢献」として、ブラインドゴルフの世界的な推進活動を展開しているそうです。
フィランソロピー(人類愛)大会の推進
半田晴久さんは、毎年、シニアゴルフ、ボウリングなどのスポーツ大会で、ブラインドゴルファーやブラインドボウラーとの交流大会を開催してるそうです。
半田さんが推進する大会は、フィランソロピー大会と呼ばれ、大会の収益金や優勝賞金の一部を社会・医療・福祉活動に寄付するチャリティーの要素を含むそうです。
スポーツ界に、フィランソロピーの精神を根付かせる、新たな福祉文化の創造に取り組んでるということなんですね。
カンボジアや各国に、無料救急病院、孤児院、小学校などの建設運動
半田晴久さんは、アジアの最貧国と呼ばれるカンボジアに、無料救急病院を建設したり、孤児院の建設、小学校や大学を建設し、支援を継続してるそうです。日本ではありえないような、最低限の文化的な生活を送れていないような人々が、一人でも減るようにと、福祉、教育が、世界中に浸透する活動を行ってるのですね。
[HOTTIMEインタビュー]Jパワー 渡部剛さん
◇Jパワー 新事業部 環境営業・商品グループ課長 渡部剛さん
2005.04.07 電気新聞 8頁
視覚障害者がガイドの手助けを得てプレーするブラインドゴルフは、新たな競技、福祉活動として世界的に発展しつつある。Jパワー新事業部環境営業・商品グループの渡部剛課長は、NPO法人日本盲人ゴルフ振興協会(JBGA)のガイド歴6年。「より多くの方に知ってもらいたい。ボランティアとして参加を」と呼びかける。(聞き手=藤田
忠)
--ガイドの役割は?
[メモ]
JBGAは96年設立。登録するブラインドゴルファーは約100人。芸術や社会貢献の分野で国際的に活躍 する深見東州氏(名誉会長)が設立に尽力した。深見氏は9カ国が加盟する世界盲人ゴルフ協会総裁でもある。